2007.2.10 / ポールチャイルズが来日!
鑑定書を書いてもらう予定の1880年フランスミルクールで製作された弓とビクターフィティークの2本の弓を持参していつもと同じホテルニューオータニのポールの部屋へ…
全体的にスラッとスリムになっていたポールに対して「ダイエットをしたの?」と訊ねると、彼は嬉しそうに「そうだ」と答えました。
彼は毎年1、2回来日してますが、日本語は一切理解出来ませんし話せません。ですから今までは英語が話せる人とのみ商談していたのですが今回初めて女性通訳の方を連れていました。
フランスのラファンの店にも日本人女性のスタッフが数年前から常駐するようになり(現在は産休中だそうです!)メール等も日本語でOKになりましたが 確かに日本語でビジネスをすれば、彼らのチャンスは数倍から数十倍に拡大されるでしょう。
そして私のチャンスは縮小されるでしょう (T-T)
今回ポールが持参したのはバイオリン4本と弓30本でしたが私が興味を持ったのはファロッティとジュセッペルッチのバイオリンのみでした。
1年前の書き込みに意見の食い違いから彼と疎遠になったことはこれまでに数回ありと書きましたが…
今回も一本の弓を巡って意見が食い違いポールはこの弓はバイオリン弓だと言い私はヴィオラ弓だと言いお互い最後まで自分の主張を取り下げませんでしたがお互いにもう若くないので疎遠になるようなことにはならずに次の再会を約束して笑顔で別れました!