2008.9.6


 久しぶりにポールチャルズが日本の訪問になり、今回は当社までご来店することになりました。
  相変わらず元気な彼を見ると懐かしい思い出が、走馬燈のように頭を過ります。
  ポールとは長いつきあいで、ざっと思うに多分30年近いの友人と同時に今でも変わらないビジネスパートナーでもあります。
  縁がある所には待つ人がいるように遠くて遠い他郷で同じ考えと希望を持つ人どうしに出会ってから気がついたら何時からか自然に友達になっていました。
  そんな二人だからこそお互いに仕事に対する熱情と努力は消えることはなかったのかもしれません。
 そうする間ササビー、クリスティー、フリップス等様々なオークションでスタンプの何も打っていない弓を購入して二人で研究に研究を重ねながらロスアンゼルスのポールシーフリードにセットアップを依頼しポールの鑑定証付きの弓を15年以上日本の市場に提供してきました。 その数は約1000本近くなるでしょう。
  おかげさまで私自身も大変弓に対して素晴らしいお金でも買えない研究になる貴重な時間を持つようになりました。
 今までいろいろなオークションでいろいろな取引の中でいろいろな経験を味わいながら成長して楽器の世界にももう一層足を踏ん張るようになりました。
 今もある意味で言うとギャンブルと同じ世界の楽器の世界では珍品と出会う緊張感とときめきまたは感激はいつも私の生に活気を与えて拍車をかけるようにそのことによって仕事に対する力を得て素晴らしい楽器との出会いを期待しながらより一層仕事に夢中になっています。
 周辺から常に聞こえる言葉でもありますが私自身でも商人には似合わない姿を思いながらもし商人ではない楽器を制作する職人であったら今ごろはどんな姿であるんでしょうか!?^ー^冗談はここまでにして・・・おひさしぶりのポールとの出会いで懐かしい思い出を大胆に載って見ました。